当社が考える「クリニック経営」
※このページは、具体的なノウハウや手順をまとめたものではありません。
当社が大切にしている考え方や、判断の前提、向き合い方を整理した文章です。
時間のあるときに、気になるところからお読みください。
このページでは、以下の順で考え方を整理しています。(すべてを順に読む必要はありません)
・「方法」より先に「考え方」を整える理由
・これからのクリニック経営の前提(治す医療×治し支える医療)
・2026年改定が示した前提の変化(方向性の話)
・納得して判断し、実行・運用に移すための支援の立ち位置
※まえやまだ純商店は前山田純が一人で運営しています。
当社が考えるクリニック経営
クリニック経営は、診療科や立地、制度対応といった「条件」だけで決まるものではありません。 同じ制度、同じ地域、同じ診療科であっても結果が大きく分かれるのは、 院長先生がどのような前提で判断しているかが違うからだと、当社は考えています。
当社が重視しているのは、「方法」よりも先に「考え方」を整えることです。 どう開業するか、どう改善するかを考える前に、 なぜその選択をするのか/何を大切にしたいのかを言葉にする。 その土台が整っていなければ、どれだけ正しそうな方法を選んでも判断は揺れ続けてしまいます。
1. 「どうするか」より前に「なぜそうするのか」
多くの開業・経営相談は「どう開業するか」「どう改善するか」から始まります。 しかし当社では、まず「院長先生が何を大切にしたいか」を整理するところから始めます。
どんな患者さんに、どんな医療を届けたいのか。
これまでの経験の中で、何を大切にしてきたのか。
診療スタイルの軸を、どこに置きたいのか。
こうした問いを、いまのフェーズに合わせて言葉にします。
これらの答えは制度やデータの中にはありません。院長先生の中にしかないものです。 だからこそ、外部の支援者が「正解」を提示することには限界があると当社は考えています。
2. 「治す医療」と「治し支える医療」──これからの時代の前提
これからのクリニック経営では、 「治す医療」と「治し支える医療」の両立が、より強く求められていきます。 急性期の対応だけでなく、慢性疾患、生活習慣病、フレイル、認知症など、 患者さんの人生とともに続く医療の重要性は今後さらに高まっていくでしょう。
この変化に対応するには、スタッフ体制、診療導線、予約設計、地域連携など さまざまな仕組みを考える必要があります。 ただし、その設計図はノウハウではなく、 院長先生がどの役割を引き受けたいのかという考え方によって決まります。
補足:2026年改定が示した「これからの前提」
2026年の診療報酬改定(いわゆる短冊の議論を含む)を見ていて感じるのは、 点数の上げ下げというより、クリニックに求められる役割の輪郭が、これまで以上に明確になってきたという点です。
在宅、救急、かかりつけ機能(連携・時間外・継続的な関わり)、 地域包括ケアといった方向性に評価が集まりやすい一方で、 再診や処方を中心とした“惰性の運用”は、相対的に厳しくなりやすい。 そうした構造が、はっきりしてきました。
これは「何をすれば点数が取れるか」という話ではなく、 地域の中で、そのクリニックがどんな役割を担うのかを選ぶ時代に入ったと捉える方が実態に近いと当社は考えています。
だからこそ、制度対応や施策を考える前に、 自院として地域でどう在りたいのか。何を守り、何を引き受け、何を手放すのか。 この前提を整理することが、ますます重要になっています。
前提が定まらないまま制度対応を進めると、場当たり的な選択が増え、 スタッフ配置や導線設計、数字の見方にも一貫性がなくなりがちです。 一方で、考え方が整理されていれば、改定のたびに振り回されるのではなく、 「自院に合うもの/合わないもの」を冷静に選び続けることができます。
3. 「情報が溢れる時代」だからこそ、考えを整理する
いまは制度解説も開業ノウハウもSNSも、情報がいくらでも手に入る時代です。 しかし、情報が増えれば増えるほど、“自分はどうしたいのか”が見えにくくなるのも事実です。
当社の役割は、情報を増やすことではありません。 院長先生が自分の考えで判断できる状態を取り戻し、 納得して選び、実行・運用に移すための土台を整えることだと考えています。
4. 「選択肢を増やす支援」ではなく、「納得して決める支援」へ
当社の伴走支援は、選択肢をただ提示するものではありません。 もっと大切なのは、院長先生が納得して決断できる状態をつくることです。 即答できなくても良い。迷いがあっても良い。 答えはいつも、院長先生の中にあります。
当社は、正解を押しつけません。代わりに決めません。 御用聞きのような関わり方や、依存を生む支援も行っていません。 考えを整理し、判断の前提を言葉にし、納得して選び、実行に移す。 そのプロセスを隣で支える存在でありたいと考えています。
まずは「開業・経営整理セッション」が合うか、確認してください
このページは「考え方」の整理でした。
実際に話す前に、どんな進め方で、何を行い/何を行わないのかを 先に確認していただく方が、ミスマッチが減ります。
開業・経営整理セッション
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