まえやまだ純商店|前山田 純(まえやまだ じゅん)
前山田純|「自院ではどうするか」を整理する相談相手
開業準備やクリニック経営で、制度対応、採用、院内運用、システム導入、業者提案など、複数の判断が重なったときに、院長の考えを俯瞰し、論点と優先順位を整理しています。
私は医療従事者ではありません。診療の正しさを判断する立場ではなく、クリニック経営を支える外部の整理役として、院長が自院として納得して判断できる状態を整える支援を行っています。
一般論や他院の事例をそのまま当てはめるのではなく、
自院の状況や考え方に沿って、次に考えることを見えるようにするための相談相手です。

※考えがまとまりきっていない段階でも、状況を整理するところから始められます。
「相談するほどではないかもしれない」
と感じる段階でも、判断が重なっているときほど、整理が役に立つことがあります。
なぜ整理支援をしているのか
これまで、開業準備やクリニック経営支援の現場で、資金計画・採用・制度対応・役割分担などの実務に関わってきました。
特に、開業準備から運営初期、つまり開業前後からおおむね5年以内の時期には、複数の判断が同時に重なります。
その中で感じたのは、多くの院長に必要なのは、必ずしも「情報を増やすこと」だけではないということでした。
むしろ、情報や選択肢が増えるほど、何を前提に、どの順番で、どこまで自院で引き受けるのかが見えにくくなることがあります。
だから私は、答えを急いで提示するのではなく、重なった論点を整理し、自院として判断できる状態を整えることを大切にしています。
背景にある違和感
前職で無料相談や現場支援に関わっていたとき、即断や正解を求められる場面が少なくありませんでした。
開業前には、「どのような医療を提供したいか」よりも、「どうすれば開業できるか」「どうすれば失敗しないか」という問いが先に立つこともあります。
それ自体は、とても自然なことだと思っています。開業や経営には、お金、人材、地域との関係、日々の運営、そして院長自身の生活など、多くの責任が重なるからです。
ただ、不安への対処だけが積み重なるほど、自院として何を大切にしたいのか、どのような形なら続けていけるのかという土台が、後回しになることがあります。
開業やクリニック経営は、「こうすればうまくいく」という形で単純に整理しきれるものではありません。
地域、人員体制、制度変更、院長自身が引き受けられる負荷によって、続けられる形は大きく変わります。
正解よりも、引き受けられる判断へ
開業や経営では、外から見て正しそうな選択でも、実際に続けるのは院長自身です。
だからこそ、私は「何が正しいか」だけでなく、自院として引き受け続けられるかという視点を大切にしています。
私が大切にしている考え方
私自身も小さく事業を運営しています。
「良さそうだから導入する」「一般的に正しいから進める」だけでは、あとから運営とのズレが出ることがあります。
大切なのは、その判断を、自分で引き受け続けられるか。
固定費、人員、運用負荷、説明責任。導入時には見えにくい負担も含めて、本当に今の自院に必要かを整理する視点が、クリニック経営では重要だと考えています。
ないものを前提に理想形を描くのではなく、今ある人員・設備・地域性・院長の考え方を踏まえて、現実的に取り組める方向性を整理すること。
地域で必要とされる医療機関として、何を担い、どのような形なら続けていけるのか。私は、その前提を整理する時間を大切にしています。
この支援の前提
答えを押しつける支援ではありません。
判断を代わりに引き受けることもしません。
業務の代行、つまり作業の肩代わりも行っていません。
その代わり、論点・優先順位・判断の前提を一緒に整理します。
診療報酬改定を、点数だけで見ない理由
近年の診療報酬改定では、「どの加算を取るか」だけでなく、地域の中で何を担うのか、どこまでを自院で引き受けるのか、体制や運用をどう続けるのかという判断が、以前より重くなっていると感じています。
制度の情報自体は調べれば出てくる時代です。
しかし、制度を読んだだけでは、必ずしも「自院としてどう判断するか」までは決まりません。
だから私は、診療報酬改定を単なる点数の増減としてではなく、自院の役割・運用・優先順位を考え直すきっかけとして整理することを大切にしています。
私の立場
私は医療従事者ではありません。
そのため、診療の正しさや専門性を評価する立場には立ちません。
代わりに、クリニック経営を支える外部の整理役として、制度・運用・地域・患者さんの視点も含めながら、院長が判断しやすい状態を整えていきます。
扱うテーマは、制度対応に限りません。
採用・開業準備・集患・日々の運営など、
「情報はあるのに、判断が詰まる」場面を一緒にほどいていきます。
また、地域医療構想や医療計画の変化により、クリニックが地域の中でどの役割を担うかという整理も重要になっています。
制度への対応だけでなく、自院として何を担うのか・何を担わないのかを言葉にする支援も行っています。
「正解を探しているのに、迷いが減らない」場面
クリニックの開業や経営は、答えが一つに定まりにくい判断の連続です。
迷いが生まれるのは弱さではありません。
責任を持って判断しようとする院長だからこそ生まれる、自然な反応だと考えています。
手段を先に進めるほど、違和感が残ることがある
集患、採用、業務改善、制度対応。
どのテーマも「やり方」は世の中にたくさんあります。
ただ、優先順位や引き受けられる範囲が言葉にならないまま手段だけを進めると、後からズレが出ることがあります。
その違和感を放置せず、いったん立ち止まって整理すること。
それが、私が大切にしている支援の入り口です。
整理のあとに残したい状態
- 迷いの中心、つまり詰まっている論点が言葉になる
- 守りたいもの、優先順位、引き受けられる範囲が見えてくる
- 次に考えることが1つに絞れる
- 「今は決めない」も含めて納得して進める
- 状況が変わったときに、何を見直せばよいかが残る
どんな院長と一緒に向き合いたいか
- 自分の判断を引き受けたい院長
- 自分の納得感で決めたい院長
- 制度や地域の変化の中で役割を整理したい院長
- 地域で必要とされる医療機関として、続けられる形を考えたい院長
- 複数の論点が重なり、何を先に考えるべきかを整理したい院長
- 答えを渡されるより、考え方を一緒に整理したい院長
※結論だけを早く知りたい場合、判断を代わりに引き受けてほしい場合、手段だけを求めている場合には合いにくいことがあります。
私が行っていること
私は、クリニック経営の「正解」を提示する人ではありません。
制度・採用・運営・地域との関係など、複数の論点が重なったときに、何を前提に、どの順番で、どこまで自院で引き受けるのかを整理する役割です。
もう少し見てみたい方へ
まず考え方や進め方を確認したい方は「判断整理(初回)」を、継続的な整理支援の内容を見たい方は「判断整理(継続)」をご覧ください。