医師の“考えを整理する時間”をつくる|治す医療から、治し支える医療へ

クリニック開業・経営コラム

判断に迷ったら“伴走型支援”|院長の考えを整理し、次の一歩を決める




伴走型支援とは? ― 他社サービスとの違いと特徴


はじめに|「任せきり」ではなく、院長の考えで進める経営へ


クリニックの開業や経営にあたって、頼れる支援スタイルはひとつではありません。「コンサルティング」「事務長代行」など様々な選択肢がある中で、 どれが自院に合うのか迷う先生も多いはずです。まえやまだ純商店が大切にしているのが「伴走型支援」です。


伴走型支援は、院長の考えや理念を出発点に考えを言語化し、選択肢を整理し、最終判断を支えるスタイル。 「答えを押し付ける」のでも「丸ごと代行する」のでもなく、自院に合う“納得解”を一緒に見つける支援です。



「迷いが整理できず進みにくい」と感じたら、 まずは概要をご覧ください → 初回整理セッションの詳細 / 申し込みは 申込フォーム


伴走型支援とは?|“任せきりにしない”選択


一般的なコンサルは「正解の提示」、事務長代行は「業務の肩代わり」が軸です。いずれも有効ですが、院長の価値観や現場の文脈が十分に反映されないと、 サービス終了後に自走が難しくなることもあります。


伴走型支援はその中間に位置します。日々の実務を丸投げするのではなく、院長とともに課題を整理し、前提を揃え、選択肢を比較し、合意形成までを丁寧に支援。 孤独にはさせず、しかし依存も生まない——これが伴走型の基本姿勢です。


先に全体像を掴みたい方は クリニック開業を成功させるには|医師が知っておきたい経営と準備のポイント 、 支援の考え方は コンサルタントは「正解を教える人」なのか ― 当社の考え方 をどうぞ。


他社サービスとの違い


コンサルティングとの違い


コンサルは答えや方針の提示が中心。迅速ですが、現場とのギャップや院長の価値観とのズレが起きることがあります。 伴走型は“考えの整理→納得解”を重視し、意思決定の土台を一緒に整えます。


事務長代行との違い


事務長代行は日常業務の代行が主目的。診療に専念できる一方、終了後に運営を自走させる難しさも。 伴走型は合意形成・運用設計・定着を支え、終了後も回る仕組みづくりに比重を置きます。


伴走型支援のメリット



  • 孤独にならない:経営判断を一人で抱え込まない“壁打ち相手”ができる

  • 判断の軸が定まる:前提を揃えて比較でき、ぶれない方針に収れんする

  • 自走できる:外部依存を減らし、現場で回る仕組みが残る


経営の土台づくりの参考: 人材×DX×仕組みで実現する、持続可能なクリニック経営 『持続可能な経営』を実現する医療DXの進め方


デメリットと注意点|即答より“整理と合意形成”



  1. “考える時間”と“負荷”は必要: 即答はしません。対話を通じて前提・論点を揃え、院内の合意形成までを丁寧に進めます。

  2. “代行”ではない: 日常の事務作業など実務代行は範囲外(別途相談)。役割は意思決定の支援です。


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向いていないケース/向いているケース


向いていないケース



  • すぐに指示どおりに実務を代行してほしい

  • 判断や意思決定も含めて一任したい

  • 院長の稼働を増やさずに短期の売上だけを求めたい


向いているケース



  • 自院に合う判断基準や運営の型をつくりたい

  • 迷いやすい判断を整理し、ぶれない方針を固めたい

  • 理念や地域性を反映した“続く経営”を設計したい

  • スタッフと対話しながら合意形成を進めたい


関連: 開業スケジュールはどのくらい必要か?診療圏調査シリーズ|まとめ心療内科クリニック開業シリーズ 第1回


おわりに|「即答より、納得を。」の理由


私たちが目指すのは、院長の考えを中心に据え、その実現を支えることです。一緒に考える→選択肢を示す→判断を後押しするというプロセスを大切にし、 自院らしい納得解で前へ進むお手伝いをします。


理念の要点は 即答より、納得を。 でもご紹介しています。




頭の中の“もやもや”を整理し、次の一歩を見つけたいときに


日々の診療や業務のなかで、「言葉にしづらい違和感」を抱える院長先生は少なくありません。
初回整理セッションでは、経営の前提となる“考え”を丁寧に言語化し、納得感のある方向性を一緒に見つけていきます。


即答よりも、「腑に落ちる」時間を大切にしています。まずは話すことから、整理がはじまります。



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経営方針・組織づくり・診療体制・情報発信・人との関わり方など、幅広いテーマに対応。
“考えの整理”を通じて、先生の中にある答えを見つけていきます。


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