クリニック内覧会で信頼をつくる|準備から当日まで“伝わる”実務チェックリスト
内覧会は、開業初期に地域と出会う最初の「対話の場」です。
成功の鍵は、準備/当日/アフターの3局面で「抜け漏れゼロ」を実現すること。
本記事は、すぐに使えるチェックリスト形式で、内覧会を“伝わる体験”に変える具体手順をまとめました。
この記事の使い方:章ごとにチェックを入れながら進めてください。詳細の背景や考え方は関連記事で補足しています(本記事は実務用まとめ)。
01|企画を固める(1〜2か月前)
目的とターゲットを一文で定義する
- 開催目的を一文で:例「地域の家族層に診療方針を伝え、初診予約とLINE登録につなげる」
- 主要ターゲットを3つ以内に絞る:家族層/高齢者/近隣企業/園・学校/介護事業所 など
- 来場後の「次の一手」を決める:初診予約/LINE登録/健康相談会・説明会の案内
日時・動線・見せ方を設計する
- 日時は土日午前中心+雨天時の回遊プラン(滞在60〜90分想定)
- 動線図:受付 → 院内ツアー → 検査機器の説明 → 院長ミニ講演 → アンケート → ノベルティ
- 見せどころ:清潔感/トイレ/バリアフリー/キッズスペース/検査機器の生活価値(暮らしにどう役立つかの翻訳)
体制づくりと役割分担
- 役割表:受付/誘導/機器説明/クロージング(予約・LINE)/撮影(写真・動画)
- 名札・ユニフォーム・トークスクリプト(30秒・2分・5分)を準備
- 想定FAQ(待ち時間/費用/検査の流れ/支払い方法/駐車場)をA4一枚に集約
予算とKPIを事前に決める
- 予算内訳:広告・折込/ポスティング/ノベルティ/人件費/写真・動画/看板・バナー
- 成果指標:来場数/LINE登録数/予約獲得数/近隣事業所との名刺交換数/SNS到達数
- 記録フォーム(来場リスト・対応メモ)をスプレッドシートで雛形化
02|地域に知らせる(3〜4週間前〜当日)
エリア戦略と媒体設計
- 診療圏を徒歩/自転車/車で可視化し、ポスティング地図を確定
- 新聞折込/地域フリーペーパー/自治体・マンション掲示板の掲載可否を確認
- 屋外誘導(のぼり・バナー・A看板)と当日の導線サインを設計
デジタル告知の最適化
- HPに内覧会特設ページ(日時・見どころ・予約ボタン・アクセス地図・FAQ)を設置
- ブログで準備レポ(機器搬入/スタッフ研修/院長の思い)を連載し内部リンク
- X/Instagram/noteで「開業ストーリー」を分割投稿し、固定ポストで案内を告知
- Googleビジネスプロフィールにイベント投稿・写真追加(営業時間・住所も再確認)
地域ネットワークを活かす
- 近隣薬局・介護事業所・園・学校・企業健保へ案内一式を持参(院長orスタッフ)
- 紹介カード・名刺セット(一般向け/事業所向け)を用意
03|来場体験をつくる(当日)
受付・案内(混雑時の安心設計)
- 受付で来場カード(氏名・住所・興味関心・連絡可否)を記入 → 番号札で回遊管理
- 高齢者・ベビーカー優先の座席と動線を明示/混雑時の第二導線を準備
院内ツアー・体験・ミニ講演
- 機器説明は「専門用語 → 生活価値」へ翻訳し90秒以内/要点パネル掲示
- 院長ミニ講演(10分×毎時):診療方針・生活習慣アドバイス・地域連携の考え
- キッズコーナー/簡易健康チェック(血圧・体組成など)で滞在価値を高める
次のアクションにつなげる(クロージング)
- 「初診予約」「LINE登録」「次回イベント案内」いずれかの行動に自然に誘導
- ノベルティは日用品+院オリジナル台紙(連絡先・診療時間・QR)で実用&想起
- 撮影(人物は同意取得)→ 後日のHP・SNS「開催報告」に活用
04|つながりを育てる(48時間以内に着手)
- 来場データ入力・タグ付け(家族/高齢者/紹介元など)
- サンクスレター/LINEメッセージ(当日の資料PDF・FAQ・初診予約URLを添付)
- HP・ブログに「開催報告」(写真3〜5枚・来場数・院長コメント・次回予告)を公開
- KPIレビュー会(1週間以内)→ 動線/話法/媒体配分の改善計画を決定
- 経営資産化:写真・台本・パネル・FAQをテンプレ化し、次回イベントに再利用
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